『この世とあの世』(講演集・大法輪閣編集部編)が大法輪閣から出版されました。これは以前(2018年1月13日)、在家仏教協会の定期講演会でお話したものです。この本には小生だけでなく、たくさんの方々が集録されています。
阿満利麿(「あの世・この世」と「浄土・前世」)・末木文美士(日本人の死生観と仏教)・本多弘之(大悲心による世界の二重化)・田上太秀(なぜ生まれ、老い、死ぬのか)・三橋健(亡き母の国へ行きたい)・華園聡麿(この世・あの世と現生・未生)・竹村牧男(唯識の生死観)・峯岸正典(死者は生きているー日本仏教の特徴)・佐藤研(キリスト教における「彼岸」と「此岸」)・竹内整一(霊魂論の現在まで)、以上の方々のお話が集録された講演集です。
小生のテーマは、「時間論で考える「往生と成仏」です。未熟なものですが、ご興味のある方は手に取って見てください。(税別2500円)